しぼりたて新酒 白嶺酒造
2ヶ月ほど開いてしまった。この夏は本業に忙しく
埼玉、大阪、福岡と、日本を縦断していたため、
ゆっくりと更新できる余裕がなかった。
その間にもこの頁を覗いてくださっている人は
たくさん…やはりブログを開設した甲斐があった。
さて、今日紹介するのは夏に開けたこちら
「丹後の地酒」と銘打ってある。伏見の酒はよく
嗜むが、同じ京都でも北部の酒は初めてである。
高校時代の後輩がお土産にとわざわざ買ってきて
くれたので、ありがたく頂くことに…
まず、開けたときの上立ち香はひかえめ。
が、グラスに注ぐと酸味がかったストレートな香りが
グッと攻めてくる。色合いは若干黄色味を帯びる。
いかにも原酒らしい、それでいて若々しい気質。
口当たりは優しく、舌の上で転がすと、まもなく
純粋な酸味がくわっと口いっぱいに伝わる。
私好みの旨口の酒である。印象はとにかくルーキー。
これを原点にいろんな種類の、いろんな性格を
もった酒が出来ていくんだろうなという妄想を
掻き立たせる、そんな1本であった。