star☆Pの日本酒銘珍録

日本酒好きの兼業Pが、全国各地の珍酒を嗜み、その記録を書き連ねていく。いずれ名鑑のようになればと、そんな願いも込められた頁です。

平成二十九年丁酉二月四日 立春朝搾り 賀茂泉酒造

 

先日、たまにお邪魔しているスナックにて、

 

「限定品があるんだけど飲んでみる?」

 

との声かけを頂いて、是非!と二つ返事でお願いし、

開けてもらった酒を紹介…

 

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賀茂泉酒造から、春先に限定出荷される純米吟醸

生原酒で、予約販売でしか手に入れられないという、

滅多にお目にかかれない貴重な1本である。

 

因みに値段は定価720mlで1,620円也…

スナックで頂いたので、実際はもっとするのだが…

 

注いでもらうと、酸味が効いた上品で控えめな香り。

口当たりも優しく、ほわんと甘酸っぱいテイストで

1日歩きまくった疲れをほぐしてくれるよう。

 

父との待ち合わせのため、暑い中駅から自転車で

20分ダッシュして駆けつけたのだが、その苦労も

この1本と巡り逢えたことで多少は報われたかな?

 

大石昌良イズムをステマすべく、お歌も数曲歌わせて

もらって、いい気分で店を後にした。

 

 

上善如水 25周年記念醸造 純米大吟醸 白瀧酒造

 

更新間隔がほぼ30日なのは何故だろう…

その間に、アクセス数が謎に高い日が数日あり

非常にありがたい思い。定期的に見てくれている人が

いるのならば、張りきって連投しようじゃないか。

1年に1度の試験も終わったことだし…笑

 

さて、今回は暫く寝かせておいて、先日空けた

この子を紹介しよう。

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純米吟醸は今や全国のコンビニに常駐し、一見さんは

最初、必ず読みガナを頼りにその名を呼ぶ銘酒…

白瀧酒造の上善如水(ジョウゼンミズノゴトシ)だ。

 

その白瀧酒造から25周年メモリアル記念として

発売されたのがこの限定純米大吟醸である。

 

酒を探す際、地味に穴場なのがディスカウントストア。

たまにレアな酒を安く仕入れていて、その恩恵に

多々あやかる事があるのだが、この子も近所の

ディスカウントストアで出逢ったもの。

価格も1,500円くらいだったかと思う。ラッキーだ。

 

純米吟醸を初めて飲んだ時、本当に水みたいだ!と

サラサラ飲めてしまって、ふわふわ酩酊したのは

何年前のことだったか…笑

 

あの印象から今回、大吟醸にグレードアップして

味わいがどう変わるか楽しみにしていた。

 

開けてみると、上立ち香は純米吟醸よりこってりと

していて、しっかり主張してきそうな感じ。

色味も若干だが黄色味がかかり、純米吟醸とは

全く違う表情をしている。

 

ひと口。口当たりは安定の優しさ。上善らしい。

いつもならここから爽やかに喉まで駆けていくのだが、

流石は大吟醸。口の中でパッとひと花咲いてから

去っていく。華のある食中酒という感じか。

 

味は伯楽星を彷彿とさせるような色合い。

焼魚、天ぷらとかと合わせながらダブルヒロイン

楽しむのがいいだろう。

 

はてさて、ここのところ当たりが続いてて少々怖い。

そのうちまた結構なハズレを引くような気がする…

純米 垂れ口生原酒 招徳酒造

 

招徳酒造に怒涛の攻め継!

近所の酒屋にて、夏用のいい冷酒はないかと

ふらっと立ち寄ったところ、またしても招徳酒造の

酒とコンニチハ。。。(最近人気なのか?)

 

やたらと女性杜氏である云々を推していて、何だか

闇の力を感じてならないが、まあよしとしよう…

 

価格は4合瓶で1,380円と、そう高くもないのだが、

生憎手持ちに余裕がなく、決心しかねていると

父が気前よくスパッと持ってレジへ…(流石である。)

 

こうして有難いことにうちへやってくることと

なったのが、この子である。

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京都独自の酒米「京の輝き」で醸された1本。

ラベルは高級なビールかな?というようなカラー。

開栓するなり、品のいい上香で早くも勝利を確信。笑

 

冷酒グラスに注ぐと、僅かに黄金色で、よく見ると

これまた僅かに、グラスの底からなんと発泡して

いるではないか…!

 

まさか、旨い酒特有の微々炭酸感まで持ち併せている

というのか…!

 

高まるテンションを抑えられずひと口。グラスから

漂う香りを楽しむ過程すらスキップする始末。

 

これは…!なんというフルーティ…いや、違う!

 

なんと表現したらいいか、非常に悩ましい。

コメ本来の味の奥行きとコクの深さが、生原酒

ならではのリアリティと新鮮さを保って押し寄せて

くる感覚である。ダメだ伝わらないな。

なんだろう、華やかなのだが、フルーツ感とは少し

違う。強い酸味と心地よい微々炭酸感。

 

もっとこう、醸造までにかけられた時間やこだわりを

とくと味わえと言わんばかりの、まるで頑固オヤジの

ような有無の言わせなさ。最後まで喉元に少し残る

酸味とえぐ味がまさにそんな感じ。

 

本当に女性杜氏が醸した酒か?というくらいの

ひねりなし鉄拳ストレートな味わい。

たとえ5,000円台の純米大吟醸酒と飲み比べても、

全く引けをとらないのではなかろうか。

 

いい意味で強烈なインパクトを残した1本であった。

純米吟醸 夏の戯れ 招徳酒造

 

先月、GWに開けた京都伏見の「京」(みやこ)という

酒を紹介した。

先日近くのスーパーで、同じ招徳酒造の夏酒を

見つけたので、これも迷わず購入した。

 

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夏の戯れという名前を体で表す、涼しげなボトル。

 

香りは控えめで、色味はほぼ透明。

アルコール度数も12度と、さっぱりした酒だ。

 

しっかり冷やすと、水のようにサラサラと飲めて、

まさに夏にぴったりの一本だと言える。

ボトルにはお燗までOKとあるが、燗にするには

少し奥行きが足らないように思うが…

 

まぁさておき、京都の酒は今後ももっと漁り続けていこうと思う。

 

醸華 天成 生酛無濾過 西條鶴酒造

 

最近、地元で隠れ家的存在の新しい麺屋を開拓し、

ちょっとしたマイブームになっている。

 

店の名は「麺屋 颯爽」。

仕込みに地酒を使っていることがウリの、

汁なし坦々麺、油そば、鳥そばの専門店である。

 

とにかく地元の食材、地酒にこだわっていて、

たまに知らない酒を置いていることがある。

 

いつも通りにメニューを見ていると、

見たことない酒の名前に目が止まる。

西条の中では1番好みの西條鶴の酒だが、

初めて見るラベル。迷わずオーダーする。

 

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醸華 天成(じょうか てんせい)

生酛造りの無濾過生原酒だ。

 

色味はかなり黄色目。いかにも無濾過という感じ。

爽やかな香りがスカッと抜けてくる。

 

一口含むと、酸味がくわっと広がってきた。

舌の上でコロコロしていると、フルーツ感が

ほんわりやってくる。面白い子だ。

最後にえぐみを少しだけ残して、存在感を残したまま

喉を通っていった。

 

なかなか個性の強い酒。やっぱり西条一は賀茂鶴では

なく西條鶴だわ…と、そんな事を考えていると、

頼んでおいた汁なし坦々麺が、あぶりチーズを乗せて

やってきた。

 

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麺の旨さは言うまでもないが、個性が強い味同士、

酒とも不思議に合うのだ。

 

これからも定期的に訪れたい、いい隠れ家である。

 

薩州正宗 純米吟醸酒 薩摩金山蔵

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友人から土産として貰った1本。

調べてみると、焼酎を作る酒蔵が作った清酒らしく

フルーティー系で軽やかな味わいが魅力とのこと。

 

開栓する。香りはかなり控えめな印象。

色合いは透明。かなり水に近い綺麗さ。

 

口に含むと、なるほどかなり軽やか。酒としての

主張をあまりしてこない、控えめな子という感じ。

ご飯を食べながらでも飲めるタイプの酒らしい。

 

ぬるくなると、米のえぐみが若干出てくるので、

しっかり冷やした上で、グイッと楽しみたい1本だ。

 

 

微濾過大吟醸 加茂錦酒造

 

去年の誕生日に、父から貰ったもの。

遮光のため米袋に入っており、開けると非常に

シンプルな瓶がコンニチハ。

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久しぶりの新潟のお酒。

しっかり冷やし、期待を込めて開栓。

 

グラスに注ぐそばから芳醇なお米の香り。

微濾過とあって、仄かに黄色味を帯びている。

 

一口。口当たりは割と軽め。旨味がもわっとやって

きて、スッと喉へ抜けていく。かなり飲み易い。

 

サクサク飲めてしまうので、さきいかを片手に、

野球でも観ながらじっくりと味わいたい1本である。