島根の秘酒 超王祿 王祿酒造
九州の行きつけの酒屋のマスターがやたらと
激推ししている酒がある。
全国でたった33箇所の酒屋でしかお目にかかれない
知る人ぞ知るお酒。それが王祿。
実は長いこと気にはなっていたが、それ以外の酒を
買って満足していたため、あまり触れてこなかった。
マスターの熱い語りを受け、ガッツリ辛口を
飲んでみたいというリクエストをしたら、
それならばとオススメしてくれたこの王祿を
去年の盆に飲んだ。
超王祿 直汲み 精米60% 限定180本
年3回の催しである、父とその友人夫婦と私の4人
飲みの場で開けたが、これもかなりの衝撃だった。
まず東一を彷彿とさせる微々炭酸の舌ざわり。
口当たりはそこまで強くないのに、みるみる超王祿の
怒涛の攻めが脳天を突いてくる。
するどいキレがボディブローのように効いてくるのに
どこか包容力も感じる不思議な感覚だ。
東一とはまた違ったベクトルで驚かされた。
本当に旨い辛口の酒というものを知った夏だった。